【生理中でも運動できる?】プロトレーナーがジム通いの疑問に回答!
2024.11.05
「ジムって生理中はみんなどうしてるんだろう?」
「生理中はジムは行っていいの?休んだ方がいいの?」
そんなあなたの疑問に現役トレーナーがお答えします!
こんにちは!
パーソナルトレーニングジム「さんはぴ」青梅河辺店パーソナルトレーナー中村直也です。
結論から言うと、生理中でもジムに行くことは可能です。
ただし、注意点があります。
女性は生理によって、体調や痩せやすさが大きく左右されます。
この記事では、ジムに通う上での生理前、生理中の注意点について詳しく解説していきます。
ぜひ最後まで読んで、あなたの大事な体と向き合う参考にしてください♪
生理中ジムに行くなら:注意点
生理前、生理中でも体調不良でなければジムでトレーニングを行っても大丈夫です。
ただし、無理は厳禁です。
次のような不安がある場合は控えた方がいいでしょう。
・ふらつきがある
・頭痛、腹痛、腰痛など痛みがある
・過度な眠気がある
・ふんばったり力を入れることができない
上記のような不安がある場合は無理せずお休みしましょう。
そして体調が戻ってからトレーニングを再開するのがいいですよ!
では、なぜ無理をしない方がいいかを解説します。
無理をしない方がいい理由
貧血でふらつきがあるときにおもりなど重量を持ち上げると、血圧が上がり失神する危険もあるためです。
貧血症状が強く出る期間は運動を避けましょう。
また、貧血状態や生理痛のある状態では、普段の重量を上げることができずにトレーニング効果も低くなる場合もあります。
そんなときは無理せず、有酸素やストレッチなど、体の血流を良くする程度の軽い運動がおすすめです。
「ストレス解消になったな~」と感じられるくらいの運動がいいですね。
生理前はプロゲステロンというホルモンが体を浮腫ませるせいで体重が増加しやすくなります。
私のお客様の中にも「それまで順調に減っていたが生理前で体重が停滞してしまった!だから体調悪くてもパーソナルジムでトレーニングをする!」と息巻く方がいらっしゃいました。
ですがその考えは危険です。
そもそも、生理前は体重が増えるもの。
そこを始めから理解しておけば無理をする必要もなくなりますよね。
そこで、生理の周期によって瘦せやすい時期、瘦せにくい時期があることをご説明します。
そこを知っておくと、体重の数値に左右されることなく継続しやすいです。
まずは瘦せにくい時期についてです。
生理前、生理中の瘦せにくい時期について
生理前、生理中は「プロゲステロン」という黄体ホルモンの分泌が多くなります。
すると、浮腫み、便秘、身体のだるさなどがでます。
この時期は思い切ってダイエットをお休みしてもよいですね。
トレーニングに関しては、体調不良がなければ通って頂いて問題ありません。
生理が終われば、生理中に増えた体重が元に戻っていきます。
ただ、食べ過ぎると体重が戻りきらないので、増えても1kgぐらいで収めるとスムーズにダイエットが再開出来ます。
生理中は月経により貧血気味に陥ることがあると思います。
ただ鉄分をとるよりもオススメな方法をご紹介します。
鉄分の吸収を良くする栄養素はたんぱく質です。
たんぱく質は鉄と結びつくことで腸からの吸収を促進してくれます。
逆に吸収を悪くする栄養素はカフェインです。
カフェインが鉄を吸収してしまい身体に吸収されなくなりますので、鉄分を摂る際はコーヒーなどは控えていきましょう!
生理後の瘦せやすい時期について
瘦せやすい時期は生理の終わりごろから次の排卵の準備をする生理後2週間です。
この期間は「エストロゲン」という卵胞ホルモンの分泌により代謝がアップします。
この時期を狙って食事改善とトレーニングを進めていくことが出来ると痩せやすくなります。
瘦せやすくモチベーションも上がりやすいので、この時期にしっかりと落とすことがダイエットを成功に導くポイントになります。
生理中にジムに行くなら:まとめ
今回のポイントをおさらいしていきましょう。
・生理前、生理中でも体調不良でなければトレーニングに行っても良い
・ただし、自分の体調をしっかりと把握し、無理は禁物
・瘦せにくいプロゲステロン優位の時は体重にとらわれない
・瘦せやすいエストロゲン優位の時は頑張る
・鉄分摂取のポイント
女性は周期によって体調や痩せやすさが左右されます。
ご自分の体を大事に労りながら、無理せずダイエットを頑張ってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
パーソナルトレーニングジム「さんはぴ」パーソナルトレーナー 中村直也