コルセットダイエットの危険性5選|パーソナルトレーナーが徹底解説!
2024.06.27
「コルセットダイエットの危険性って何かしら?」
「コルセットダイエットはトレーニングはしなくてはいいの?」
そんな疑問をお持ちのあなた!
ダイエットのためにコルセットを使おうとお考えならメリット・デメリット両方学んでトラブルなく使いたいですよね♪
この記事では、コルセットダイエットの中でもくびれ作りについて、現役パーソナルトレーナーが詳しく解説します!
あらためまして、パーソナルトレーニングジム「さんはぴ」のトレーナー中村直也です。
さっそくコルセットダイエットの危険性について学んでいきましょう。
目次
コルセットダイエットの危険性5選
コルセットダイエットの危険性について5つご紹介します。
①呼吸の制限
②内臓・消化機能への影響
③腰や背中への負担や姿勢の悪化
④肌荒れの原因になる
⑤依存しやすい
ひとつずつ見ていきましょう。
危険性1. 呼吸の制限
コルセットを締めると、腹部・胸部が圧迫され、呼吸が制限されます。
特に深呼吸や運動中の呼吸に影響を与える可能性があります。
正常な呼吸ができないと、酸素の供給が十分に行われず、疲労感やめまいなどの症状が現れることもあります。
さらに、長期間にわたる使用では、肺機能の低下や胸部の筋肉の衰え、呼吸困難などの問題を引き起こす恐れもあります。
適切な使用法を守りましょう。
特に初めて使用する際には緩めに着けて、慣れてきたら徐々に締め具合を調節してみてくださいね。
危険性2. 内臓・消化機能への影響
コルセットを使用することで、胃や腸が圧迫されることがあり、食物の消化機能が妨げられてしまいます。
消化不良や胃酸の逆流などの胃腸のトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
お食事中や食後はコルセット装着は避けましょう。
しっかり消化される食後2〜3時間後までは、コルセットの装着は控えましょう!
危険性3. 腰や背中への負担や姿勢の悪化
コルセットが適切にフィットしていない場合や長時間の使用により腰や背中への負担が増えてしまいます。
特に筋肉が少ない方や正しい姿勢を保つことに慣れていない方には逆効果となってしまう恐れがあります。
長時間のコルセット使用は、筋力や姿勢を支える筋肉を衰えさせます。
補正力の高いコルセットは姿勢維持のための筋肉を使わなくなり、コルセット頼みとなってしまうため、筋力が衰えてしまうのです。
その結果、つねにコルセットを着けていないと姿勢が保てないほど姿勢保持筋が衰えてしまったり、腹筋が衰えたせいでコルセットを外したとたんお腹がぽっこり出てしまいます。
筋肉は使わないと衰えてしまうので、コルセットを外してトレーニングする時間を作りましょう!
危険性4. 肌荒れの原因になる
コルセットは体に密着させて装着するので、どうしても蒸れてしまいます。
すると、あせもや肌荒れの原因になります。
私自身、肌が弱い為コルセットを外したらかゆくなってしまい、肌が荒れてしまいました。
どうしてもコルセットをつけてみたいという方はワセリンなどの保湿クリームを塗ってからコルセットをしたり、薄い肌着の上から装着することをおすすめします。
危険性5. 依存しやすい
コルセットは一時的にくびれを作ることが出来ますが、常にコルセットを着用しなければ効果を持続しづらい傾向にあります。
外した後にくびれがなくなり元の体型に戻ってしまうため、常にコルセットをまかなければ……と依存してしまうパターンが多いです。
コルセットだけに頼るのではなく、ドローインという腹部をしめる呼吸法やトレーニングでの体作りも重要です。
最後に、もう一度おさらいしておきましょう。
まとめ|コルセットダイエットの危険性について
コルセットダイエットの危険性は次の5つです。
①呼吸の制限
②内臓・消化機能への影響
③腰や背中への負担や姿勢の悪化
④肌荒れの原因になる
⑤依存しやすい
くびれ作りのためにコルセットと併用してオススメなことを紹介します。
・まずは体脂肪を適正まで落とす
・ドローイングで締める呼吸を身に着ける
・姿勢の改善
これらも同時におこなえば、理想のくびれにより早く近づけますよ♪
トレーニングをする際には体や筋肉をしっかり動かすため、コルセットは必ず外してくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
パーソナルトレーニングジム「さんはぴ」トレーナーの中村直也でした。